アメリカ人の夫と国際結婚して早いものでもう1年が経ちました。
そこで今回は、日本在住でアメリカ人と国際結婚をして、実際に私が感じたことを素直にお伝えします。
国際結婚のイメージ
みなさん国際結婚に関してどのようなイメージをお持ちですか?
ポジティブなイメージが強いでしょうか?
それとも、ネガティブなイメージでしょうか?
私が実際に言われたこと
・愛情表現が豊かで羨ましい
・子供はハーフだから絶対に美形
・苗字がカタカナだからギャグみたいな名前
・無条件でアメリカに住めて羨ましい
・留学をしなくても毎日が留学
・どこでもイチャイチャする
・レディーファーストをしないと文句を言いそう
・お金(貯金)がなさそう
・将来のことをきちんと考えているのか
・離婚する程で話されることが多い
・セックスが好きそう
みなさんこれを見てどう思われましたか?
私はこう思いました。
愛情表現が豊かで羨ましい
その通りです。愛情表現が豊かです。
ですが外国人だからではなく、私もダーリンに対して豊かな愛情表現をしています。
お互いに気持ち良く生活をできるように、努力をしているのです。
子供はハーフだから絶対に美形
「絶対に?」
子供のビジュアルにプレッシャーを与えられるのです。
もちろん自分たちの子供が生まれたら愛しいことでしょう。
でも「絶対に」は少し失礼だと感じます。
苗字がカタカナだからギャグみたいな名前
心の底から放っておいて下さい。(笑)
カタカナの苗字をいじるだなんて、今どき小学生でもしませんよね。
無条件でアメリカに住めて羨ましい
確かに結婚したらビザの申請はできますが、無条件ではありません。
「アメリカ人と結婚したからって、アメリカに住めるのってずるいよね。」と、言われたこともあります。
留学をしなくても毎日が留学
お互い仕事で疲れているので、パートナーにわざわざ母国語を教えたりしません。
学ぶ気持ちがないと母国語以外の言葉は伸びません。
努力をして言語の勉強しているのです。
どこでもイチャイチャする
まぁ、確かにコレは合っていると思います。
確かにスキンシップは多いです。
ですがもう3年以上も一緒にいるので、街中でイチャついたりしません。
レディーファーストをしないと文句を言いそう
私自身、レディーファーストに慣れてしまっている感はあります。
ですが、だからと言ってレディーファーストじゃなくても、文句は言いません。
お金(貯金)がなさそう
アメリカ人は貯金をしないという情報が日本で独り歩きしていますが、投資などに目を向けて現金貯蓄をしないだけです。
そんなことを言う方っていくら貯金しているのでしょうか?
将来のことをきちんと考えているのか
「国際結婚をする人は将来のことを考えていない」という根拠はどこからくるのでしょうか?
2人で将来のことを考えてアメリカへ移住することに決めました。
離婚する程で話されることが多い
新婚の私たちに離婚する程で話すだなんて、失礼極まりないですよね。
未来のことは分かりませんが、誰も離婚するつもりで結婚はしません。
セックスが好きそう
「外国人と付き合う=セックス好き」という定義が残念過ぎる。
そんなこと言ってくるあなたの方がセックス好きですよね?
ネガティブなイメージ
このように好き勝手に言う人が多いです。
そして恐ろしいことに、このようなことを言うの人たちは、全く「悪気がない」のです。
国際結婚してからというもの、好奇心からなのか、日本人同士で結婚した場合だと考えられもしない質問が投げかけられます。
(もちろん全ての方々がこのような質問をする訳ではありません。ごく一部の人たちの話です。)
国際結婚はネガティブなのか
そこで私たちはあることに気づきました。
日本の「他人をいじって笑いを取る」という文化(特に関西)が、このことに当てはまるのではないかと。
他人をいじる
どういうことかと言うと、さっきも言った通り「悪気」がなく、ネガティブな言葉を投げかけてくるのです。
「外国人と結婚=面白い=いじってもいい」という方程式が勝手に成り立っているのです。
恐らく笑いを取ろうとして、国際結婚をした私たちをネタにしているのです。
こいつ、どうでもいい子と浮気して、本命の彼女にフラれたんだって。
まじウケる!
このように自分のことではなく、他人を対象にして笑いを取ることと同じで、私にこのようなことを言ってくるのです。
りり国際結婚したんだって!
アメリカ人と結婚したってことはお金に苦労するんだろうね!
国際結婚って離婚率高いんでしょ?
りりもすぐに離婚するんじゃない?(笑)
外見をいじる
さらに外見についてもいじってきます。
ブログにイラストとして登場するダーリンですが、実際の彼もこんな感じで、スキンヘッドにヒゲなのです。
ボクがりりちゃんのダーリン!
スキンヘッドだということが面白いようで、よくいじられます。
りりのダーリン、髪の毛ないのにヒゲめっちゃ生える。(笑)
ウケる!
毛量という(人によっては)ナイーブなトピックスをネタにするだなんて、ありえますか?
本人はそれほど気にしていませんが…。
外見をいじるのって日本の独特な文化だと思う。
アメリカだと他人の外見で笑いを取ったりしないし、そんなことしたら訴えられるヨ!
とよく言ってます。
日本のTVなどで女性芸人が体や外見のことでいじられて、笑いが起きているのがダーリンからすると、とても不快に感じるんだそうです。
私が周囲に思うこと
正直に言うと「あまりいい気分ではありません。」
悪気がないとしても、配慮に欠けている部分が多くあると思います。
ただ色んなことを言われているうちに、私自身が過敏に反応してしまっている部分はあります。
他人から言われたことを、ネガティブな内容に変換して、自分に落とし込んでいる可能性もあります。
ですが、嫌な気持ちになってまで「国際結婚」をネタにする人たちと付き合いたくはありません。
実際、国際結婚をしてからというもの、心の距離ができてしまった人もいます。
もちろん、私の周りの全ての人が「国際結婚」をネタにしている訳ではありません。
半数以上の人たちは温かく私たちのことを見守ってくれています。
日本以外の国で住む場合は、このようなことにはならないと思い(願い)ますが、これが日本で「国際結婚」をするという現状であることは確かです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本在住で「国際結婚」をした場合の周囲の反応を、赤裸々にお伝えしました。
今回の記事はネガティブな内容になってしまいしましたが「国際結婚」について、このようなことをフォーカスする機会があまりないので、敢えてお伝えしようと思いました。
元々、私たちは結婚後アメリカへ移住する予定でしたが、さらにアメリカで暮らしたいなと思うようになりました。
お伝えしたような経緯があり、もし私たちに子供ができた時、私たちの子供が日本でミックス(ハーフ)として生きていくのは、子供への負担が大きそうだと感じています。
アメリカでも場所によっては人種差別などもあるから、アメリカだとこのような思いをしない訳ではないヨ!
私たちの子供世代には、このような差別的な文化がなくなっていることを切に願っています。
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