今回はアメリカVISA取得の際に必須項目となる「健康診断(ヘルスチェック)」についてご紹介します。
アメリカ大使館でのインタビュー日が決定したら、健康診断の予約を行います。
健康診断の概要
アメリカVISA取得に必要な健康診断ですが、どこの病院でも良いというわけではなく、アメリカ大使館が指定する全国4カ所の病院でなければなりません。
・兵庫(神戸)に1カ所
・沖縄に1カ所
詳しい住所は最後にご紹介しますね!
私は幸い大阪在住なので神戸に行けばいいのですが、関東・関西・沖縄以外にお住まいの場合、健康診断の為に飛行機や新幹線などの旅費が必要になります。
さらに健康診断代とワクチン代も必要なので、なかなか高額な費用となります。
後ほど詳しい費用をご紹介しますが、これからVISAを申請される方は、健康診断の際に高額な費用が必要だという事を、頭の片隅に入れておいて下さいね。
予約方法
自身が行きたい病院に直接電話をします。
予約の際に「ケースナンバー」が必要となるので、準備しておいて下さい。
ケースナンバーと面接日を伝えると、健康診断の日時を調整して頂けました。
2-3年前に渡米した国際結婚をしているお友達から「健康診断の予約がなかなか取れず、キャンセル待ちで毎日電話して大変な思いをして予約を取った。」
という情報を得ていたので、覚悟をして電話をしましたが、電話した日から3日後にすんなり予約を取る事ができました。
かなりラッキー!
さらに土曜日に空きがあったので、土曜日にしてもらいました。
有給を取らなくても良い♡
コロナが原因かは不明ですが、私は幸運にもあっさり予約をする事ができました!
健康診断の持ち物
・母子手帳
・DS-260の用紙(下にバーコードがついているもの)
・事前記入の診断書
・そのシーズンのインフルエンザのワクチンを打っていれば証明書
このインフルエンザの証明書は電話の際に言われなかったので、特に準備をしていませんでした。
インフルエンザのワクチンが必須項目だそうなのですが、証明書がなければこのタイミングでまたワクチンを摂取しなければならないそうです。
その結果、今シーズンのインフルエンザの予防接種をしたにも関わらず、再度インフルエンザのワクチンを打ちました。
ワクチンを2度打つこと自体は、予防に繋がるので身体には良いそうなのですが、できる限りの出費を抑えたいですよね。
なので、インフルエンザの予防接種をしている方は、必ず証明書を持参して下さいね。
診察
受付でチェックインをしたら、注意事項を説明してもらい、記入が必要なものにサインなどをしました。
署名する項目が多く、結婚して苗字が変わってから確実に一番フルネームを書きました。
記入後に尿検査をしました。
尿検査があるので、健康診断前にお手洗いに行くのは控えていた方が良いと思います。
私は尿検査の存在を知らなかったので、健康診断前にバッチリお手洗いを済ましていたので、絞り出しました。(笑)
その後に身体測定や視力検査、血圧測定などを行いました。
アメリカ大使館の公式HPに「移民・婚約者ビザ申請者は全員、完全に脱衣して健康診断を受ける必要がありますのでご留意ください。」と太文字で記載されていますが、
全裸になる必要はなくむしろ服を着たまま身体測定をしたので、体重が2キロくらいプラスされて登録されちゃいました。
まあ全裸になるよりかはマシですけどね。
ちなみに「コンタクトの人は健康診断時は外して下さい。」とも記載されていましたが、コンタクトも外す必要がありませんでした。
そして胸部レントゲンを撮るために違う病院へ行きました。(神戸の場合)
その後、ドクターの問診です。
事前に記入してきた問診票と母子手帳をチェックして、カウンセリングと摂取が必要なワクチンを決めていきます。
私は4本のワクチン摂取が必要となりました。
その他にはタトゥーの有無、タバコを吸うか、1ヶ月以上海外に住んだことがあるか、なども聞かれました。
問診が終了して血液採取とワクチンの摂取をしました。
血液採取1本、ワクチン4本、合計5本の注射…
合計代金の不安と5本もの注射の痛みで、身も心もズタズタ。
健康診断の費用
さて気になる健康診断の費用ですが、私の場合は【61,400円】でした!
・診察料:29,000円
・送料(診断結果を自宅に届けるため):1,000円
・インフルエンザ:4,500円
・麻疹風疹:9,400円
・水痘:7,500円
・成人破傷風ジフテリア百日咳(TDAP):10,000円
合計:61,400円
私の内訳はこのような感じでした。
それにしても高い。高すぎる!!
6万もあればブランド物のお財布やバッグが買えちゃいますね。
先ほどもお伝えしましたが、今シーズンにインフルエンザの予防接種を受けていればその証明書を持って行ってください。
4,500円の節約になります。
また私の場合は、母子手帳に水ぼうそうにかかった記載がなく、私自身も記憶がなかった為、ワクチンを打つことになりました。
もし水ぼうそうにかかっていたら7,500円の節約に。
下記に摂取が必要なワクチンの項目を載せておくので、参考にして頂けると幸いです。
ワクチンの値段は病院によって異なるので、掛かり付け医などに相談して、安かった場合、必要そうなワクチンを最初から打って証明書を指定の病院に持っていくというやり方でもいいと思います。
私も節約の為にそうしようと思いましたが、専門的な知識がないく、掛かり付け医もいない為、指定の病院の先生にお任せしました。
健康診断の場所
聖母病院
電話: (03)-3951-1111
住所:〒161-0032 東京都新宿区中落合二丁目5-1
東京メディカル・エンド・サージカル・クリニック
電話:(03)-3432-5181
住所:〒105-0011 東京都港区芝公園3-4-30芝公園32ビル
あだちまさときクリニック関西神戸
電話:(078)-855-2753
住所:〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町1丁目ANAクラウンプラザホテル神戸11階
私は関西在住なので神戸へ。
三宮駅から徒歩で15-20分ほどでした。
沖縄アドベンチスト・メディカル・センター
電話:(098)-946-2833
住所:〒903-0116 沖縄県中頭郡西原町字幸地868
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はアメリカVISA取得の際に必須項目となる「健康診断(ヘルスチェック)」についてご紹介しました。
ビザの取得、渡米と膨大な費用が必要となります。
こちらを見て頂いた方で、ビザの為の健康診断に、これほどの費用が必要だということを頭の片隅に入れておいてもらえたら幸いです。
さらに、関東・関西・沖縄以外にお住まいの場合、交通費・宿泊費が必要になるパターンもあるかと思います。
高額な支払いがあり悲しい気持ちになりますが、このステップまで来たらゴール目前です!
あとはいよいよ、東京でのアメリカ大使館面接を残すのみ。
ビザ取得に向けて頑張りましょう♡
本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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