アメリカ人と1年間の同棲を経て、日本で国際結婚しました。
そんな日米国際結婚をした私たちに家族に、ほぼ100%とと言っても過言ではないほど、みんなから聞かれる質問があります。
それは「普段の食卓はどんな感じ?」です。
そこでこの記事では、日本在住の日米国際結婚夫婦の普段の食卓をご紹介したいと思います。
日本人妻とアメリカ人夫が好きな料理
アメリカ人夫バージョン
まずはアメリカ人の夫が好きなメニューをご紹介します。
アメリカは国土が広く、地域により郷土料理や普段の食事などが異なります。
夫はテキサス州出身なので、南部料理を好む傾向にあります。
BBQ料理
- ポークリブ
- ランチドレッシングと野菜
- ハッシュドポテト
ポークリブはいつもコストコで購入しています。
ランチドレッシングはアメリカで大人気のドレッシングで、特にテキサスや南部地方の人々は大好きです。
- ポークベリーとチキンBBQ
- ガーリックライス
- ハッシュドポテト
- ピクルス
だいたいBBQソースでグリルするとアメリカっぽい味に仕上がります。
ハッシュドポテトは業務スーパーで購入します。
- スペアリブ
- バッファローウィング
バッファローウィングにも、ランチドレッシングをつけます。
日本ではランチドレッシングがなかなか手に入りづらいので、シーザードレッシングやブルーチーズソースなどで代用する事もあります。
- スペアリブ
- ピザ
- ジャーマン
日本だとBBQ料理というと、キャンプや公園、河川敷などで焼き肉をするという感じが多いかと思いますが、アメリカのBBQ料理はじっくりグリルで肉を焼くというイメージが一般的です。
ハンバーガー
- チーズハンバーガー
- ピタサンド
- ポトフ
ハンバーガーが食べたい時は基本的にマクドナルドで購入することが多いですが、コストコなどでバンズが手に入れば、自分で作ることがあります。
- チーズハンバーガー
- ナゲット
- ポテトチップ
アメリカではハンバーガーやサンドウィッチのサイドメニューとしてポテトチップスを食べます。
日本だとポテトチップスはお菓子という定義だから、食事の付け合わせにポテトチップスを食べるという事にビックリした。
- プルドポークサンドウィッチ
テキサスでよく食べられるプルドポークですが、日本で食べる機会がなかなかないので、スロークッカーを利用して、夫のために作ってあげています。
ハンバーグ
- ハンバーグ&ソーセージ
- マカロニサラダ
- 生ハム
- ベーコン&ハンバーグ
- グラタン
- ポテトフライ&ナゲット
アメリカではハンバーガーを食べることが多いですが、ハンバーグのことは「ハンバーガーステーキ」と言われステーキ屋さんなどで食べることができます。
お肉料理
- ステーキ
- エビアボカド
ステーキが大好きな夫ですが、日本は分厚いステーキ肉は高いし、アメリカのステーキの特徴である赤身のしっかりした肉質のものがあまりないので、稀にしか作らないメニューです。
- ローストビーフ&サラミ
- シーザーサラダ
- スペアリブ
- チップス&サルサ&ワカモレ
- ステーキ
- ナチョス
- ホットドッグ
夫と一緒に住んでから、お肉をミディアムレアに仕上げるのが、驚くほど上達しました!
オーブンを利用してステーキを焼くと失敗しにくいです。
- ミートローフ
- エビのアヒージョ
ミートローフはアメリカでは定番の家庭料理です。
- フライドチキン
- シーフードアヒージョ
- クリームシチュー
- ポテトサラダ
日本のクリームシチューは、アメリカのクリーム系のスープ料理に似ているそうで、夫もお気に入りの一品。
ピザ
日本人はテリヤキチキンなど、具沢山なピザが好きな人が多いと思いますが、アメリカではペパロニはベーコン、ハムのみのようなシンプルなピザが多いそうです。
夫もシンプルめなピザを好みますが、私はテリヤキチキンやマヨネーズたっぷりなピザが好きなので、ピザをデリバリーする際は、別々のピザを頼みます。
ピザはキャンペーンで安い時に大量にオーダーして、冷凍保存or夫のお弁当になります。
私は楽だから嬉しいけど、ピザがお弁当ってさすがアメリカですよね。
ちなみにハンバーガーもお弁当になります。
日本人妻バージョン
私バージョンはイメージがつきやすいと思います。
日本生まれ日本育ちなので、普通な日本の食卓が良いです。
ですが、夫が納豆や焼き魚、梅干しなどは好まないので、ザ・和食のような食卓にすることはほとんどありません。
- 焼き鳥
- サラダ
- 麻婆茄子
- タコ
- なめろう
- 白菜の煮物
こうゆう食卓の時は、あまり喜ばない夫です。
唯一麻婆茄子は好きなくらいで、刺身や味噌系の味付け、煮物はあまり好きじゃありません。
ですが私が料理を作るので、私が食べたいものを作ります。
- 油淋鶏
- チャプチェ
- 生ガキ
- 手巻き寿司
夫は刺身を好んで食べませんが、手巻き寿司なら喜んで食べています。
私は晩酌をしたいので、おつまみ感があるメニューが多いです。
我が家では私がほぼ毎日のように晩酌をし、夫は家ではあまり飲まないので、私はおつまみとして、夫は白ごはんのおかずとして食べれる食事を作ります。
同棲始めた頃は私に付き合って、夫は無理して毎日飲んでましたが、今では付き合ってもくれません。
日本人妻とアメリカ人夫ふたりが喜ぶ料理
先ほどご紹介したように、アメリカ人であるダーリンに合わせると「ヘビーな肉料理」が多くなります。
そして、日本人である私に合わせると「居酒屋風」なおかずになります。
同棲当初はダーリンのために、ダーリンが喜びそうなご飯を作っていました。
しかし「夫の日」「私の日」というように、日にちによって分けるのが大変になってきたのです。
そこで私はある作戦を思いつきました!
それは「2人が食べたいものを、同じ日の食卓に並べればいいじゃん作戦」です。
という訳で「日本の食卓では考えられない」面白い組み合わせの晩ご飯を開始しました。
- 刺身(日本)
- 冷奴(日本)
- 野菜炒め(日本)
- ピザ(アメリカ)
- フライドチキン(アメリカ)
- かつおのたたき(日本)
- 卵豆腐(日本)
- スペアリブ(アメリカ)
- ソーセージ(アメリカ)
- 焼き鳥(日本)
- 豚キムチ(日本)
- ガーリックシュリンプ(アメリカ)
- 明太子(日本)
- 白子(日本)
- つくね(日本)
- ポテトサラダ
- ラザニア(アメリカ)
- カレーライス(日本)
- シイタケのグリル(日本)
- マッシュポテト(アメリカ)
カレーライスの日にマッシュポテトが登場するなんて、普通考えられないですよね?
- 豚キムチ(日本)
- 麻婆豆腐(日本)
- ガーリックトースト(アメリカ)
豚キムチと麻婆豆腐にパンって信じられないですよね。
これが国際結婚ということです。
アメリカ人夫の手料理
我が家では基本的に私が買い出しへ行き、食事を作り、途中で出る洗い物などもできる限り減らす状態にします。
食事後の残った洗い物は夫が行ってくれますが、キッチン周りの家事はおおよそで私が行っています。
私たちは夫婦共働きの為、家事は分担制で洗濯や掃除は基本的に夫の担当となります。
分担しているとはいえ、たまに夫が食事を作ってくれる時もありますし、私が洗濯と掃除を行うこともあります。
主にケンカした翌日くらいしか、食事を作ってもらった試しがありませんが…
料理が苦手な夫ですがインターネットでレシピを見ながら、一生懸命作ってくれた料理をご紹介させて下さい。
- ラザニア
- チキンのグリル
- チキンスープ(前日に私が作った)
- スペアリブ
- スライム風なマッシュポテト
- カット野菜サラダ
- インスタントのグラタン
- ガーリックトースト
- チキン&トマトソテー
これは凄く美味しくて、見た目もオシャレです。
- スクランブルエッグ
- ベーコン
- トースト
付き合ってすぐの頃、私が寝ている間に買い出しに行って作ってくれたのですが、こんな素敵な感じなんて今や遠い過去…
- チーズベーグル
- ブレックファストソーセージ
- スクランブルエッグ
コストコをフル活用しています。
やっぱりアメリカ人的にはコストコの食材を見ると、親近感を抱きインスパイアされるようです。
テキサス料理
冒頭にお伝えした通り、夫はテキサス出身なのですが、テキサスはメキシコと隣接しているので、メキシコ文化が入り混じった州となります。
食事もメキシコ料理が多く、テキサススタイルのメキシコ料理「テックス・メックス(Tex-Mex)」が、州を代表する料理のひとつです。
もちろん我が家でも「テックス・メックス(Tex-Mex)」が登場します。
- タコス
ワカモレ、パクチーライスなどは夫の手作りです。
「テックス・メックス(Tex-Mex)」と同じように、人気があるのは「ケイジャン料理」
アメリカ南部の郷土料理で、スパイスがたくさん使われた料理です。
私たちもテキサスに行った時に、ケイジャン用のスパイスをたくさん購入して、日本でも作れるようにしました。
シーフードと野菜をグリルして、スパイスで和えます。
イベント料理
お正月やクリスマスなどの定番料理は、日本人妻とアメリカ人夫カップルの場合どうなるのでしょか?
クリスマス
- ターキーの丸焼き
コストコでターキーが売っていたので、当日の朝から仕込みディナーの準備をしました。
- ターキーレッグ
- ハニーベイクドハム
クリスマスにターキーとハムを食べるのがアメリカではポピュラーだそうで、日本人がケンタキーと宅配ピザを食べているのが信じられないそうです。
「なぜなんだ?」とアメリカ人の家族から聞かれますが、日本人の私にもよく分からない日本のクリスマス文化です。
- デビルドエッグ
- パンプキンパイ
アメリカでパンプキンパイはハロウィンからクリスマスシーズンにかけて、スーパーなどで日常的に購入できるデザートで、日本ではなかなか売っていないことに、夫が日本に来た当初は驚いたそうです。
サンクスギビング
- ハニーベイクドハム
- コストコのロティサリーチキン
クリスマスとサンクスギビングで、ほとんどメニューが変わらないです。
お菓子の家「ジンジャーブレッドハウス」もコストコで購入しました。
年末年始
大晦日
- ローストビーフ
- オムレツ
- 手羽先のグリル
お蕎麦があまり好きではない夫のために、特に年末っぽい料理は作りません。
元旦
- ピザ
- スーパーのお惣菜
お節を作ったり、買ったとしても私しか食べないので、お正月も特に日本っぽい食卓ではありません。
私が食べたいものをスーパーで少量買うくらいです。
1月2日
- カニすき
私の家族を我が家に招き、やっとお正月感が出てきました。
ですがアメリカ人の夫は、カニすきをガーリックバターにつけて食べます。
アメリカではカニはガーリックバターにつけて食べるのが定番だそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このように日本在住で日米国際結婚をした私たちの食卓は、不思議な組み合わせというか、和洋折衷というか、日本人家庭では驚くようなラインナップとなります。
アメリカと日本は食文化が全く違うので、正直なところ少し大変な事もありますが、これはこれで楽しいと私たちは考えています。
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