私はアメリカ人と国際結婚をしています。
大ケンカをしたことはあまりないのですが、小さなケンカはよく起こります。
そこで今回は、国際結婚をした私たち「国際カップル」のケンカの生態についてお伝えします。
大ゲンカには発展しませんが、結構ムカつくことが多いのです。(笑)
りりちゃんが勝手に怒ってるだけだよネ。
文化の違いによるケンカ
男女の違いだけでもよくケンカ発展すると思いますが、私たちは「文化の違いによる」お互いに理解をすることが難しい出来事がたくさんあります。
日本人同士ならこんなケンカしないんだろうな~。
と思うこともしばしば。
それでは、実際にどんなことでケンカになったのか、エピソードを交えてご紹介していきます!
とにかく驚いたのが、カウチソファーに座りながらテーブルに脚を乗っけていたこと。
でも彼のアメリカ生活では、テーブルに脚を乗せることは普通だったみたいです。
彼の実家では、みんなテーブルに脚を乗っけてました。(笑)
アメリカではソファーに座りながら、脚を乗せることはフツーなことだヨ!
そんなことを日本でしたら、行儀が悪いと親から大目玉を食らうよ。
でも楽だからいいジャン。
私は嫌いだからやめてくれるかな?
え?イヤだな~。でも仕方ないから、りりちゃんの前ではしないよ!
かなり嫌々ではあったものの「ソファーに脚を乗せる」件は、話合いで解決しました。
交際中
ここがヘンだよ日本人
日本はここがヘンだよね。
彼は何かにつけて「日本人ってこういう所が変だよね。」と私に言ってきます。
まさに「ここがヘンだよ日本人」状態なのです。
悪気は全くないのですが、日本のことをディスってきます。
「ここがヘンだよ日本人」が放映されていた当時は、をテレビを見て笑っていましたが、いざ自分自身にこの状況が降りかかると全然笑えません。
ダーリンは日本を嫌いで言ってる訳ではないのですが、本当にやめて欲しいことでした。
言われる度にイライラする!
WHYジャパニーズピーポー
そして、もうひとつイライラの原因が彼から発せられる「ナゼナゼ」攻撃です。
これってどうしてこうなの?
なんでそうなるの?
WHY? WHY? WHY?
「WHY ジャパニーズピーポー!」の厚切りジェイソン並みの疑問を投げかけられます。
私に聞かないで!
そんなこと私だって知らないよ…。
日々、このような気持ちで過ごしていました。
イライラが募りケンカに発展
ある日、ストレスが溜まった私は彼に言いました。
そんなに日本がヘンなら、アメリカへ帰ったら?
そういう意味じゃないよ!
ヘンだと思う国でヘンな日本人と付き合う必要ある?
目についたものをすぐに「これ何?」って、言われるのもストレスが溜まる。
なんで?
私は日本の文化を教えてあげる人じゃないし、気になるなら先に自分で調べる努力をして!
・・・
ごめんね。
これからは、自分で調べてみる!
りりちゃんも日本も大好きだよ♪
これ以降、日本の事を「ヘン」とは言わなくなり「ナゼナゼ攻撃」もなくなりました。
よかった。よかった。
たまに外国人やアメリカに住んでいる友人に、日本のヘンな所をおもしろエピソードとして紹介しますが
ごめんね。悪口じゃないからね。
前置きを言ってくれるようになりました。
とても気を使ってくれています。(笑)
同棲中
アメリカと日本の家事の認識
いろんな意味で自立をしているアメリカ人。
家事をするのは女性と決まっている訳ではなく、自分の事は自分でするのが当たり前です。
加えて、生活費や家賃などの金銭面でも折半で50/50の関係性が当たり前のようです。
文面にすると働いてる女性にとっては、いい事ばかりですが、実際はそれほど上手くは行きません。
私たちのハウスルール
ご飯が作れないダーリンなので、私たちのご飯を作るのは私の担当です。
ご飯後の洗い物はダーリンが担当します。
その他の家事は「気づいた方が行う」というルールに決めました。
ですが「気づいた方が行う」という、ふんわりとしたニュアンスのせいでこのルール稼働しませんでした。
私が仕事終わりに、晩ご飯の買い出しをし、重たい荷物を抱えながら自宅に戻ると、ダーリンはゲームに夢中でした。
ゲームをすること自体はいいのですが、洗濯物がどっさりと溜まってる状況でした。
私が仕事を終えて帰宅するよりも、約3時間前に彼は帰宅しているにも関わらず家事を一切せずに、毎日ずーっとゲームをしていたのです。
さすがにこれは腹が立ちました!
ケンカ勃発
私は毎日のように仕事終わりに買い物をして、一度も座らず休憩もせずに、晩ご飯を作っているんだけど!
僕は毎日洗い物してるヨ?
洗い物なんて15分もあれば終わるでしょ!
ゲームをする時間があるなら、洗濯物をして欲しいんだけど!
ボクは一人暮らしの時、洗濯物は1週間に1回だったヨ。
今は二人分なんだから、1週間に1回じゃ足りない!
えーでもー…。
みなさんこのことをどう思われますか?
意味の分からない「洗濯物は1週間に1回ルール」
そんなルール私は適用しません!
さらに汗っかきなダーリンは、毎日2回ほど着替えをするので、私よりもはるかに洗濯物の量が多いのです。
洗濯の量が多いのはダーリンの服が原因。
これは戦うしかないっ!
と思い言い合いになりながら戦った結果、洗濯はダーリンの担当で解決しました。
この数ヵ月後に部屋の掃除問題も起こりましたが、こちらも洗濯事件と同様にダーリンの担当に決まりました。
同棲を始めてから家事の問題は、本当に大変なできごとでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
文化が違うので分かり合えないことは、仕方がないのですが「空気を感じとって何か行動を起こす」という事が、アメリカ人からすると理解ができないようです。
ボクだけじゃないからネ!
アメリカに「空気を読む」文化がないだけダヨ!
「空気を読む」ということが、幼い頃から「なんとなく理解ができる」という機能が備わっている日本人には、理解しがたいことでした。
もちろん、空気が読めない日本人もいますし、空気が読めるアメリカ人もいます。
とにかく、フラストレーションが溜まった時は、素直にお互いの気持ちを伝えることが大切でした。
だいたいは理解してくれるし、改善するための方法を導き出すことができると思います。
アメリカ人と交際をするのであれば「空気を読んでもらおう」と思わずに、自分が思っていることを正直に伝えることが重要です!
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