私は「歯列矯正」真っ最中のアラサー女子です。
私が歯列矯正を開始してからは、歯列矯正に興味がある友人たちに費用面でよく相談を受けるようになりました。
歯列矯正に興味はあるけど、かなりの高額だから躊躇してしまうとの事です。
私の場合も20代前半のころから歯列矯正に対して興味を抱いていましたが、実際の費用はカウンセリングなどに行かなければ分からないが「とにかく高額!」と、聞いていたので躊躇していました。
お金の事はしっかり把握しておきたいですもんね。
そこで今回は「実際のところ、歯列矯正にはいくら必要なのか…」を、解説したいと思います。
私が歯列矯正を始めるまでに、実際に専門歯科に問合せをしたり、調べ上げた結果、だいたいこれくらいの予算があれば歯列矯正が可能という事が分かったので、お金に関するご紹介をします!
ブラケット費用
歯列矯正には様々な種類がありますが「ブラケット」を用いて調整していく「ワイヤー矯正」が一般的となります。
ブラケット…歯列矯正の器具のこと
今回の記事では、私が実際に行っている「ワイヤー矯正」についてです。
ワイヤー矯正の場合「シルバー」「クリア」「裏側」の3種類から「ブラケット」を、選ぶこととなります。
歯科によって価格設定が異なるので、今回は各相場も併せてご紹介します。
メタルブラケット
参照:クリア歯科
昔からあるスタンダードなタイプのブラケットがシルバーのワイヤー矯正です。
歯の表側に「シルバーの器具」と「シルバーのワイヤ」ーを装着します。
その為、話した時や笑った時に歯列矯正が目立ってしまうブラケットです。
とにかく費用を抑えたい方にはピッタリなブラケット。
このメタルブラケットの相場は50万円から70万円で、1ヵ月に1度の調整代(3,000~5,000円)が別途必要となります。
2年間の歯列矯正として最大で、70万円+調整代5,000円×24ヵ月(12万円)=82万円
税込みにすると、総額「885,600円」となります。
メタルブラケットの場合「約90万円」で歯列矯正ができます。
メタルブラケットのメリット
・価格が安い
・短期間での調整が可能
メタルブラケットのデメリット
・歯の表側にシルバーのブラケットとワイヤーが装着されるので、とにかく目立つ
クリアブラケット
参照:クリア歯科
歯の表側に透明のブラケットと白いワイヤーを装着するタイプの歯列矯正です。
シルバーだと目立ち過ぎるのが気になる方や、ある程度の予算がある方におすすめのタイプ。
大人の歯列矯正はの場合は、このクリアブラケットを選ばれる方が、いちばん多いと歯医者さんがおっしゃっていました。
このクリアブラケットの相場は70万円~90万円で、1ヵ月に1度の調整代(3,000~5,000円)が別途必要となります。
2年間の歯列矯正として最大で、90万円+調整代5,000円×24ヵ月(12万円)=102万円
税込みにすると、総額「1,101,600円」となります。
クリアブラケットの場合、約110万円で歯列矯正ができることとなります。
私の場合はこの「クリアブラケット」を装着しています。
金額面と美容面を考えていちばん理想的な方法でした。
クリアブラケットのメリット
・歯の表側に装着しているけど、あまり目立たない
・短期間での調整が可能
クリアブラケットのデメリット
・費用が少し高め
・クリアブラケットに色素沈着するため色が濃い物の飲食をなるべく避けた方がよい
(カレー、コーヒー、赤ワインなど)
リンガルブラケット
参照:クリア歯科
歯の裏側にシルバーのワイヤーとブラケットを装着するタイプです。
裏側に装着するため、歯列矯正中だという事がほとんど分からないので、人前に出るお仕事の方や、ブラケット装着が恥ずかしいという方におすすめです。
芸能界でもリンガルブラケットで歯列矯正をした方が多く、最近でいうとHKT48の指原莉乃さんの時もこのタイプの矯正でした。
ですが、リンガルブラケットは表側のワイヤー調整よりも期間が長くかかってしまいます。
このリンガルブラケットの相場は90万円~120万円で、1ヵ月に1度の調整代(3,000~5,000円)が別途必要となります。
3年間の歯列矯正として最大で、120万円+調整代5,000円×36ヵ月(18万円)=138万円
税込みにすると、総額「1,490,400円」となります。
リンガルブラケットの場合、約150万円で歯列矯正ができることとなります。
その他、上顎をリンガルブラケットにして、下顎をシルバーorクリアのブラケットにする「ハーフリンガル」という方法もあります。
ハーフリンガルの場合は上下顎リンガルブラケットよりも費用が安くなりますが、それでも相場は85万~110万円ほどと高額になります。
リンガルブラケットのメリット
・歯列矯正中だということが分かりづらい
リンガルブラケットのデメリット
・費用が高額になる
・矯正期間が長い
・舌の動きを邪魔する為、発音しにくい
抜歯費用
大人の歯列矯正の場合、抜歯を言い渡されるケースが多いです。
上下2本ずつ、合計4本の抜歯をした場合、1本だいたい5,400円×4=21,600円です。
健康な歯を抜くのはちょっと…と躊躇される方が多いですが、歯並びが悪いと歯磨きがしづらく、虫歯にもなりやすいので、残念ではありますが健康な歯を犠牲にして、さらに健康な口内を手に入れた方がいいことでしょう。
ちなみに私は親知らずも全て抜歯したので、合計で8本も抜歯しました。
クリーニング費用
歯列矯正をするにあたって、必ず確認をしてもらいたい費用があります。
それは「歯のクリーニング代」です。調整料の中に含まれているか、含まれていないか。
歯列矯正中はブラケット装着により歯磨きがしづらくなります。
その為、1ヵ月に1度ほど歯科でクリーニングをすることを推奨されています。
任意ではありますが、虫歯になってしまうと矯正を一時中止する可能性もある為、1ヵ月に1度のクリーニングは欠かさず行った方がいいです。
自分自身でも、歯がきれいに磨けていないことを痛感するので、自ら歯のクリーニングに行くようになりました。
歯のクリーニングは1回につき3,000円ほど(保険適用)
2年の矯正期間だとすると3,000円×24ヵ月=72,000円ほどです。
この歯のクリーニングが毎月の調整費に入っているか入っていないかで、7万円以上も費用が変わるので必ず確認して下さいね!
口内炎防止の費用
歯列矯正を進めていくうちにぶち当たる壁、それは「口内炎」です。
ブラケットやワイヤーが口内にめり込む影響で、切れたり、傷が付いたり…
話をするのも、食事をするのも辛くなります。
そんな厄介な「口内炎」をガードしてくれる救世主のようなグッズが「ワックス(オルソシル)」と「ギシグー」です。
ブラケットやワイヤーにくっつけて、口内炎と接しないようにすることで、痛みが軽減され、傷の箇所を治すことができます。
ワックス(オルソシル)は、軽めなテクスチャーで、装着が簡単にできます。
ですが取れやすいので食事の時は外す必要があります。外し忘れて食事をしたらほとんどの確率でワックスも一緒に食べてしまうので、注意して下さい。
ワックスは1個約342円
私の場合は2~3ヵ月で1個使用するので、2年間の歯列矯正で8個使用すると考えて「2,592円」
ギシグーはワックスに比べてしっかり装着できますが、2種類の個体を混ぜ合わせる必要があり、時間がかかります。
慣れるまではうまく装着できません。
かなり面倒くさいです。
ギシグーは1本約1,000円
私の場合は3~6ヵ月に1本するので、2年間の歯列矯正で4個使用すると考えて「4,000円」
その他の雑費
その他の費用としては、ブラケットを装着することによって、歯磨き時に歯ブラシのダメージが尋常ではないので
歯ブラシが2週間も持ちません。
また歯磨きをする回数も増えるので、歯磨き関連のものの消費が早いです。
歯磨き粉もすぐになくなってしまいます。
そして、歯磨きに対する意識が高くなるので、色んなグッズを試してみたり、以前よりより良いものを使用したくなり、オーラルケア代としたその他の雑費が発生します。
個人差があるので、今回はこちらの費用は割愛します。
私の歯列矯正費用
先ほどお伝えしたように、私は「クリアブラケット」でのワイヤー矯正を選択しました。
私が行っている歯科では毎月の調整代がはじめから費用に含まれているプランだったので、毎月の調整代を別途支払う必要はないのですが、歯のクリーニングはしてくれない為、毎月1度セカンドオピニオンの歯科でクリーニングをしてもらっています。
それでは私が今まで支払った総額を発表します!(現在、歯列矯正14ヵ月目)
クリアブラケット代(調整費込)
756,000円
・歯の抜歯代(親知らず込み)
5,400円×8本 43,200円
クリーニング代
約3,000円×14ヵ月 42,000円
ワックス
約342円×4個 1,296円
ギシグー
約1,000円×3個 3,000円
気になる合計は…
845,496円!(14ヵ月目)
そして私は、デンタルローンで支払いをしたので、その手数料が84,000円でした。
この手数料も足すと…
合計金額:929,496円!!
ほぼ93万円ですね…
矯正の期間はおおよそ2年~2年半と言われているので、あと1年分のクリーニング代と雑費は必要なのでだいたいあと5万円は必要だと仮定します。
そうなれば総額は98万円。
うんうん。
100万円ですね!
まとめ
私の場合の歯列矯正は総額100万円ほどになりそうです。
歯列矯正は歯科によって値段や施術してくれる内容が大幅にことなるので、問い合わせやカウンセリングに行くなど、徹底的に理解したうえで歯科を決めることをお勧めします。
カウンセリングは無料で行ってくれるところが多いので、とにかく気になる歯科には積極的に問い合わせてみましょう!
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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