私はアメリカ人と国際結婚をしています。
私たちが国際結婚をするまでの出来事を4記事に渡り、とても詳しくご紹介しています。
今回の記事は最終章。
アメリカ人の彼にプロポーズをしてもらってから、実際に入籍するまでの事をご紹介しています。
【前回までの記事はこちら】
国際結婚について
今まで国際結婚や国際恋愛について、インターネットで調べたことはありましたが、面倒くさそうな手続きがたくさんあり、プロポーズをしてもらうまでは、あまり真剣に国際結婚について勉強することはありませんでした。
ですがダーリンからのプロポーズを受け、遂に私も国際結婚について真剣に調べ始めました。
インターネットで調べたり、国際結婚をした友人などから情報を得た結果…
私たちの場合は「日本とアメリカ」の国際結婚だったので、必要な書類さえ準備をすれば日本の市役所ですぐに結婚できるとの事でした。
不安な事がある場合は、役所に問合せをしてみて下さいね。
私も分からない事は役所に電話をして、色々教えて頂きました。
国際結婚でご両親への挨拶方法
私の家族とダーリンは、すでに何回も会っているので、入籍前も特にかしこまった挨拶や食事会などはしませんでした。
ですが、ダーリンのお父さんやお兄さんとは、まだ会ったことがなかったので、入籍前にダーリンの実家があるアメリカへ、結婚のご報告と顔合わせに行くことにしました。
ダーリンのお父さんやお兄さんとは、電話で話した事はあるので、特に緊張はしませんでしたが、ダーリンがお手洗いなどで席を立ち、私が1人になるとダーリンの家族との会話が続きませんでした。
私の英語力の無さが原因です。
みんな一生懸命、私に話しかけてくれるのですが、英語が堪能ではない私はなるべく、会話を振られないようにするしかなく、とても悔しい思いをしました。
語学力って本当に大切ですよね。
そんな英語がろくに話せない私でも、彼の家族は私を温かく迎え入れてくれたので、感謝しかありません。
移住までにはもう少し話せるよう頑張るから、もうちょっと待っててね~!
国際結婚の入籍準備
アメリカから戻ってきた私たちは、約1ヵ月後に入籍日を設定しました。
それから私たちは役所へ行ったり、アメリカ大使館へ行ったり必要な書類を集めを始めました。
私たちは、婚姻届の証人をダーリンの「プライベートレッスンの生徒さん」ご夫妻にお願いしました。
私たちの親世代の方なのですが、私がダーリンと知り合う前からダーリンと良くして下さり、私たちが付き合ってからは私に対しても仲良くして下さっていました。
家族みんなとても仲がよく「私たちもこんな家庭を築きたい!」と、思ったのでお願いした所、快く引き受けて下さいました。
国際結婚の入籍当日
私たちは入籍後、2年以内にアメリカへ移住しようと考えています。
それなので「アメリカ移住のビザ申請」が、私には必要となります。
なるべく早くアメリカへ移住する為に、早く日本で入籍する必要がありました。
ビザの選択肢は、婚約者対象の「フィアンセビザ(K1)」と婚姻関係者対象の「配偶者ビザ(CR-1)」があります。
私たちは「配偶者ビザ(CR-1)」を取得したかったので、入籍が必須でした!
そのような理由から私たちの入籍日は「特に意味がない日」となりました。
覚えやすい日だからいいんじゃナイ?
意味はないけど、いい日だよね!
そして入籍日当日、朝からビックリするほどの大雨…
縁起悪い!(笑)
それでもその日(特に意味がない日)に、入籍をしたかったので、仕事終わりギリギリの時間に役所に向かいました。
いざ婚姻届けの提出です!
緊張する…
必要な書類は何度も確認していたので、問題はないはず。
職員の方に必要書類を全て提出して、確認して頂きます。
旦那さんのパスポートを確認させて頂きますね。
はい!ちょっと待って下さいね。
カバンに入れといたので・・・。
・・・?
ねぇ、ダーリン?
パスポート私のバッグに入れたよね?
昨日の夜、りりちゃんのバッグに入れたヨ!
そこからボクは触ってないヨ!
ほんとに?ちゃんと入れたの?
絶対に?100%?
・・・
何度もカバンの中を見返しても、パスポートは見当たりません。
イライラしてきた末に、いつものようにケンカが始まりました。
(私が一方的に怒ってるだけ。)
そうすると見かねた職員の方が
必ずパスポートは必要なので、一度取りに帰られますか?
間に合わなくても、入籍は時間外の対応ができますので。
そうですね。
一旦、取りに帰ります…
ですが、この日は入籍後にレストランで食事をしようと予約をしていたので、一度家に帰るとレストランの予約には、確実に間に合わない…。
最後にもう一度、カバンの中を全て出して確認すると
あった!
パスポートありました!
大雨が降っていた為、書類が濡れないように厳重に袋に包んでいたのですが、その袋の中から発見しました!
「入籍」という人生の一大事に、私はとてもテンパっていたようで、きちんと確認していませんでした。
そんなこんなでドタバタではありましたが、無事に入籍を終え私たちは「夫婦」になることができました。
私もついに憧れの人妻です!
入籍をした瞬間は「新しい人生」がスタートしたような気分がしました。
【日本在住で国際結婚をする手続きはこちらから】
さいごに
いかがでしたでしょうか?
ダーリンとデーティングアプリで出会って、まさか結婚するようになるとは思っていませんでした。
「偶然、日本に来たダーリン」と「偶然、セブ留学で英語を勉強していた私」が「偶然、同じアプリ」をしていて「偶然、マッチング」をして「偶然、2人が出会ったタイミングが良く付き合う事」となり、
「偶然、同棲」を始め「偶然、結婚をしたいと思う時期が一緒」だったから、結婚することができました。
結婚したいタイミングは、私が無理やり作り出したのものですが。(笑)
この中の何かが一つでも欠けていると、私たちの「結婚」は、あり得なかったことでしょう。
「人と人の出会い」は、本当に「タイミング」が大切で、自分と合う人と巡り合うことは、本当にかけがえのないものなのですね。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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