みなさん海外旅行はお好きですか?
私は3日以上休みがあれば海外旅行に行くことが多いです。
今まで行った国は10ヵ国以上!
今回は、そんな海外旅行が大好きな私がリピートするほど、虜になっている場所、フィリピンの「セブ島」についてご紹介します。
セブ島
セブ島へは日本からは直行便で4時間30分でアクセスできる場所です。
共用語は「英語」で、最近では「セブ島留学」もポピュラーになっている為、日本人が多く住んでいるのも特徴のひとつ。
留学生が多くいる為、レストランやショッピングモールのスタッフの方々も、日本人慣れしており、英語が堪能でなくてもコミュニケーションが取りやすいです。
また、マリンスポーツのインストラクターは日本語が話せる方が多いので、英語が話せなくても安心して、マリンアクティビティーを楽しむことができます。
また物価も安いので、滞在中もそれほど費用がかかることがありません。
タクシーの初乗りが20ペソ(約40円)から。
ビールが1本35ペソ(約72円)ほどです。
そして、セブ島で観光客が宿泊する代表的なエリアが「マクタン島」と「セブシティ」となります。
宿泊エリアを選ぶときに参考にして頂けるよう、二つのエリアの特徴をご紹介します。
マクタン島
マクタン島について
マクタン島は国際空港やリゾートホテルが建ち並びマリンアクティビティーが盛んなエリアで、プライベートビーチでゆっくりしたり、マリンアクティビティーを楽しみたい旅行者向きです。
「青く透き通る海。広がる青空。」を、期待して旅行に来られるのであれば「マクタン島」での宿泊がマストとなります。
このように地図から見てお分り頂けるよう「マクタン島」は海に囲まれた島です。
ですので、マリンアクティビティーやリゾートホテルが多いエリアとなっています。
「ビーチでゆっくりしたい!」「毎日マリンアクティビティーを楽しみたい!」と思っている方は、ぜひ「マクタン島」に滞在して下さい。
マリンアクティビティー
セブ島でのマリンアクティビティーの定番といえば「アイランドホッピング」です。
船に乗ってマクタン島から行ける小さな島を何ヵ所か巡り、島の周辺でシュノーケリングをするというアクティビティーです。
ダイビングと異なり、ライセンスが必要ないので、誰でも気軽に参加することができます。
たくさんの魚と一緒に泳ぐことができ、海が青く澄んで美しくい世界を見ることができます。
セブ島に来たなら、ぜひアイランドホッピングに参加してみて下さい。
本当に感動します!
アイランドホッピングの参加方法はツアーを予約して行くか、現地の港で直接交渉するという2パターンあります。
「英語が話せないから不安だ」と思う方は、事前にツアー予約をするのがおすすめです。
値段は少々高くなってしまいますが、日本語ガイドも付いているし、面倒な値段交渉をする必要もないので、お子さんがいる方は特にツアーでの参加がいいと思います。
そして、船上で食べれるフィリピン料理が付いてくるのも魅力的です。
自力でチャーターしたい方は、モーベンピックホテルの隣にある港(ヒルトンポート)に行って下さい。
タクシーで行く場合は「モーベンピックホテル」と伝え、ホテルの入り口で降ろしてもらって下さい。
ホテルの入り口のすぐ横に港があります。
ヒルトンポートに行けば「アイランドホッピング!アイランドホッピング!」と、現地の人が声をかけてくるので値段交渉して下さい。
私たちは2人でボートをチャーターで、1人あたり3,500ペソ(当時7,500円ほど)で交渉しました。
(ランチはなしでした。)
もっと人数がいれば1人あたりの価格が安くなるので、他のグループがいたら相乗りの提案をしてみてもいいと思います。
【自力で行く場合】
メリット:安い。とにかく安い!
デメリット:ぼったくろうとするので値段交渉が大変。ランチが付いていない。
【ツアーで行く場合】
メリット:日本語ガイド付きで安心。船上ランチが付いてくる。
デメリット:値段設定が高い。(セブの物価から考えて)
私は自力で交渉して行ったことも、日本からツアーを申し込んで行ったこともあります。
「正直どっちの方がいいの?」とよく聞かれるのですが、お金に余裕があればツアー参加をおすすめします。
美味しいランチも付いていますし、日本語ガイドもいるので、言葉や治安の面で心配がありません。
また参加日時が確約しているので、旅の日程が立てやすいのもいいですね。
自力でボートをチャーターしようと思われている方は、1人3,500ペソ(約7,500円)ほどあれば、2人で1台チャーターできるので、これより高すぎる金額を言われたら、ぼったくりなので気を付けて下さい。
自力でアイランドホッピングへ行く場合は、ランチが付いていない場合が多いので、スーパーかコンビニで軽食とドリンクを買っておいて下さいね!
セブシティ
セブシティについて
「セブシティ」へは、国際空港があるマクタン島からタクシーで1時間ほどです。
ラッシュアワー時は大渋滞しするので移動する時はなるべく、平日の朝と夕方は避けて下さい。
セブシティには「SMモール」や「アヤラモール」「ITパークモール」など有名な大型ショッピングモールが数件あり、ショッピング好きな女子たちには天国のような場所です。
「セブシティ」は、ショッピングモールや飲食店、オフィスなどがたくさんあり、海に囲まれたマクタン島とは異なり「都会的な街」となっています。
有名な観光地やショッピングモールもセブシティに多くあります。
ショッピングとグルメと観光を楽しみたい!
という方は「セブシティ」での滞在の方が、マクタン島よりも便利なのでおすすめです!
セブシティには「SMモール」や「アヤラモール」「ITパークモール」など有名な大型ショッピングモールが数件あり、ショッピング好きな女子たちには天国のような場所です。
物価が安いので、何を買っても安くてビックリ!
日本で購入すると数万円はしそうなハイクオリティーなパンプスが2,000円ほどで買えたり、おしゃれなTシャツが500円ほどで購入可能です。
ショッピングセンターに行った時は買いすぎに注意して下さい!
オスロブ
セブシティにはバスターミナルがあり、野生のジンベイザメと一緒に泳げる「オスロブ」へ行くこともできます。
オスロブでジンベイザメを見る為には、早朝出発のバスに乗る必要があるのでセブシティに宿泊していた方が時間に余裕ができます。
さらにセブシティのバスターミナルからオスロブまでは、バスで片道3時間以上もの時間が必要です。
なぜ早朝から行かなければならないかと言うと、ジンベイザメは朝しかビーチに現れないそうなのです。
ジンベイザメ・ウォッチングの受付は11時頃には終わってしまうので、早朝にセブシティを出発して下さい。
ちなみに、ツアー客が多い場合は受付を早く終了するので、9時くらいまでには到着するようにしましょう。
オスロブでジンベイザメ・ウォッチングをするためには
・セブシティからオスロブまでのバスのチケット購入
・下車場所の確認
・ジンベイザメ・ウォッチングの申し込みと順番待ち
・帰路のバス確認とチケット購入
など、英語で対応しないといけない項目がたくさんあります。
もし英語に自信がなく、自力で行くのが不安な方はオスロブに行くツアーがあるので利用してみて下さいね。
見所がたくさんのセブ島
セブ島のビーチ事情
セブ島といえば「青く透き通った海」をイメージされる方が多いと思いますが、誰でも入ることができる公共ビーチは、残念ながらあまり綺麗ではなく、治安もよくありません。
リゾートホテルのプライベートビーチや、船をチャーターして海上に出ないと実は「青く透き通った美しい海」を見ることができません。
マクタン島の4つ星以上のホテルに宿泊して、やっとイメージ通りの美しい海を見れる感じです。
プライベートビーチがある少し安めのホテル(4つ星以下)に宿泊した時は、海の中に藻がたくさんあり、とても泳ごうという気にはなりませんでした。
日本の物価からすると4つ星以上のホテルでもお手頃価格なので、ぜひいいホテルに宿泊して綺麗なビーチでリラックスして下さい。
セブ島とキリスト教
初めて世界一周をしたマゼランズがセブ島に上陸して、その時に同行していた修道士により「キリスト教」が広められたそうです。
私の通っていた学校の先生もほとんどの方が「クリスチャン」でした。
熱心な方も珍しくなく、休日は毎週のように教会へお祈りに行っていました。
観光地もキリスト教に関する場所が多く、観光地は何らかの形でキリスト教が関わっていることが多いのです。
写真:サントニーニョ教会(Sant Nino Church)
マゼランズは、マクタン島に上陸して「キリスト教への改宗とスペイン国王への服従」を領主であったラプラプ王に求めますが、ラプラプ王はこれを拒否します。
このことが原因でマゼランズとラプラプ王は戦争を始めます。
マクタン島の土地に詳しいラプラプ王の計画のおかげで、この戦いはラプラプ王が勝利し、マゼランは命を落としました。
勝利したラプラプ王は現在でも、セブ島の方々から英雄として愛されています。
写真:マクタンシュラインにあるラプラプ像(Mactan Shrine,Lapu-Lapu Monument)
私は実際にセブ島に行くまで歴史的な背景が強い場所だとは知りませんでした。
教会や歴史的建造物はセブシティに多く所在しています。
美しい建物が多いので、ぜひ観光に訪れてみて下さい。
私は歴史にあまり興味がありませんでしたが、私のような方でもセブ島の歴史に触れた後は「もっと理解したい!」と色々と調べることになるでしょう。
写真:マゼランクロス(Magellan’s Cross)
食事が安い
私のおすすめはショッピングモールなどにある「ファストフード店」や「フードコート」「レストラン」での食事です。
日本人の金銭感覚からすると、驚くようなお手頃な価格で、美味しい食事をすることができます。
5星ホテルのレストランへ行っても、日本の半額くらいで食事することができるので、日本ではなかなか手が出しづらい高級なレストランに行ってみるのもおすすめです!
ローカル食堂は1食100~200円くらいと、安く食事ができるのですが衛生面に少し不安があり、場所によっては治安も悪いので観光者向けではありません。
セブ島に留学をしていた時に、お腹を下す可能性があるから「日本人はローカル食堂でご飯食べない方がいいよ!」と先生に言われたことがあります。
お腹が弱いとドリンクに入っている氷でも、腹痛を起こす人がいるので気を付けて下さいね!
Jollibee(ジョリービー)
私のおすすめのファストフード店はフィリピン発の「Jollibee(ジョリビー)」です。
どこでも店舗があり、お手頃な価格で食べることができるので、セブ島へ来た時はチャレンジしてみて下さい!
少し甘く酸味が効いたミートソースのようなソースがかかったパスタと、グレービーソースが付いてくるフライドチキンが有名なファストフード店です。
その他にはハンバーガーやポテトなどもあります。
私は美味しいと思うのですが「ジョリビーのパスタは日本人の口には合わない!?」と賛否両論です。
フライドチキンとハンバーガーなど、他のメニューは問題なく日本人の口に合うので
「甘いパスタはちょっと…」と思う方は、パスタ以外を注文してみて下さい。
マクドナルド
フィリピンのマクドナルドには、甘辛いソースがかかったフライドチキンとライスがセットになったメニューがありました。
フローズンの上にソフトクリームが乗ったフロートもあり、日本と違うメニューばかりなので、チャレンジチャレンジしてみるのも面白いです。
マクドナルドでライスって、日本では考えられないですよね~
Lechon(レチョン)
フィリピンでお祝い事の時に食べる「Lechon(レチョン)」も私的にオススメです!
ちょっと可哀そうな感じですね。(笑)
フィリピンで、結婚式やパーティーなどのお祝いの時に、必ず食べる「豚の丸焼き」のことを「レチョン」と言います。
セブ島に住んでいる人たちも、このレチョンが大好きで「お祝いよりも、とにかくレチョンを食べたい!」という人もいるほど、大人気な料理です。
甘辛いソースを塗って、こんがり焼かれた「レチョン」は、皮がパリパリしていて、お肉はジューシー!
大人気料理なことを納得できる美味しさです。
日本人の味覚にも合いますよ!
Fiesta Bay Restaurant(フィエスタ ベイ)
モーベンピックホテルの向かいにある、地元の人がおすすめするフィリピン料理屋さんです。
マクタン島のリゾートホテルに宿泊している人はアクセスがしやすいです。
「シシグ(豚肉の細切れをニンニクなどでソテーした料理)」や「ベイクド・スカルプス(ホタテをクリームソースとチーズでグリルした料理)」など、有名なフィリピン料理が食べれます。
フィリピンビールと言えば「サンミゲル」が有名で、あっさりした味がフィリピン料理のお供にぴったりです。
ここはたくさんメニューがあり、スタッフの方は観光客慣れしているので、海外初心者の方でも行きやすいレストランです。
Seafood Island(シーフード アイランド)
大きなショッピングモールで良く見かけるレストラン「Seafood Island(シーフードアイランド)」はフィリピン料理と海鮮料理が食べれるお店です。
ここの名物は「Boodle fight(ブードル・ファイト)」という、シーフードやお肉、野菜や白ご飯などの食材がバナナの皮の上に乗っけられた軍隊式の食べ物です。
私たちは女性2人、男性1人でこれを食べようとしていたので、定完食できませんでした…
とにかく量が多いので注文をするときは気を付けて下さい。
その他に、カニも注文しました。
私はブードル・ファイトよりもカニが食べたかったのです。
たっぷり身が詰まっていて美味しかったです!
そして何より安い…
2人~3人分ほどの大きさのカニが約3,000円ほどでした。
「ブードル・ファイト」を食べるには人数的に厳しいな。と思う方は、一品料理を頼んでも十分満足ができるレストランです。
New Orleans(ニューオーリンズ)
こちらはアヤラセンターにある「ニューオーリンズ(New Orleans)」
アメリカ人のダーリンが絶賛する、アメリカの南部料理が食べれるレストランです。
夫が注文した大きなリブは550ペソ(約1,200円)という驚きの価格です。
私はシーフードフライを注文しました。
アメリカ料理が激安なのでダーリンのテンションが上がり、私たちは注文しすぎたので、お会計が約7,000円ほどしましたが、2人では到底食べきれる量ではなく、残した料理はテイクアウトしました。
普通に注文したのであれば、1人2,000円もあればアメリカンなビッグサイズのBBQ料理やシーフードが食べれます。
人気店なのでディナータイムに行くなら、予約をしてから行く方が待ち時間なく入店できます。
日本語で予約できるので、英語で直接お店に予約するのが難しいようであれば下記サイトをご利用下さい。
韓国料理
セブ島には韓国人が多く住んでいることもあり美味しい韓国料理屋さんがたくさんあります。
韓国の方がオーナーだったり、シェフだったりするので本場の味を食べれることができます。
私がセブに留学していたころは友人とよく韓国料理を食べに行っていました。
滞在中にフィリピン料理や洋食、ファストフードに飽きてきたら韓国料理を食べてみてはいかがでしょうか?
セブ島でフィリピン料理を食べるというより「美味しい料理を日本よりも安く食べる」という気持ちで、様々な料理にチャレンジしてみて下さい。
色んな国の美味しい料理が本当に安く食べれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
綺麗なビーチでゆっくりと過ごし、歴史を学びながら観光をして、美味しいごはんを食べて、ショッピングを楽しめるセブ島。
日本から近くて、家族やカップルや友達同士で楽しむことができます。
さらに物価も安いので、少し贅沢な気分も味わえます。
セブ島へ行かない理由が見つからない!
本当におすすめの場所です。
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